2018年4月22日日曜日

内陸線に新たな魅力2つ



 今年で全線開通30周年の秋田内陸縦貫鉄道。昨日は阿仁合駅(北秋田市阿仁)のリニューアルオープン、それに秋田内陸線夢列車プロジェクトのお座敷列車お披露目式がありました。

 先ず印象的なのは、阿仁合駅がパーッと明るくなったこと。設計に携わった皆さま(高橋・コード・納谷設計共同体)の、採光作戦は大成功です。待合室も広くなって気持ちよかったし、こぐま亭や喫茶コーナー等ずっと居座っていたいくらい…。私はあいさつで、「やっぱり駅は地域住民の心や活動の中心です。阿仁合駅のリニューアルで確信できました。これまで鉄道を守ることに必死でしたが、さらに一歩前へ攻めの姿勢も必要です」とお話ししました。仙北市内では、上桧木内駅の紙ふうせん館への移転要望があります。地域の中心に駅があったら、もっと鉄道も地域も元気になれます。

 お座敷列車も素敵でした。当初は新車両の購入に必要な1億5千万円募金から始まった夢列車プロジェクトでしたが、集まった資金でお座敷列車の内外装工事を行い、今後の乗車促進活動に大きな弾みがつきました。西木正明代表は、「全国の方々からたくさんの思いを受け取りました。ありがとうございました」と話していました。

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