2017年7月11日火曜日

ハンガリー大使館で


 都内港区三田にあるハンガリー大使館を訪ねました。特命全権大使のパラノビッチ・ノルバートさん、投資貿易観光担当のコーシャバーリン・レイさんと会談し、マンガリッツァ豚(ハンガリー国会が2004年に国宝認定)の輸入と飼育の可能性を協議しました。

 両氏ともに「マンガリッツァ豚は国際的にその肉質が高く評価されています。ハンガリー政府はこの稀有な豚の種を保存し、種の特性や飼育ルールを守ってくれる方には、国外へ正式なルートで輸出することも検討できます。そのためには、マンガリッツァ豚のブランドを崩さない一定の約束づくりが必要です。例えば日本マンガリッツァ協会などを立ち上げ、ルールに基づく対応の準備を進めたらどうでしょう」と提案をいただきました。

 マンガリッツァ豚は、むくむくした長い体毛が特徴で、寒冷地でも放し飼いで飼育されてきた歴史があります。良質な赤身肉と融点の低い脂肪が美味で、生ハムの原料として、またサラミや燻製肉の原料として珍重されてきました。でも実際の飼育となれば、仙北市の気候や風土に適合するか、土地利用に有効かなど研究が必要です。

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