2011年1月22日土曜日

世界に響け仙北魂


 写真は、国際的な活動を続ける邦楽伝統芸能グループ「和力」の代表、加藤木朗さん(43歳)です。先日、サラエボ・ボスニア・ヘルツェゴビナ・コソボなどへの公演ツアー(2月11日~20日)出発あいさつで、田沢湖庁舎を訪れてくれました。この公演は各国の大使館が協力し合って実現もので、まさに「音楽は国境を越える」を証明してくれたような活動です。

 和力は4人のパフォーマー集団。代表を務める加藤木さんは、舞踏や太鼓を担当される方で、仙北市の出身です。現在は長野県阿智村で農業を行いながら稽古場を持ち、公演の準備なども長野を拠点としていました。「しかし衣装が素晴らしですね」と、パンフレットを見てお話ししたら、「家内が舞台衣装を製作しています」とのお返事。こりゃ、強力なスタッフです。「お子さまは?」とプライベートに立ち入れば「男、女、男、女の順に4人です」。「そりゃ大変ですね。ウチも女、男、女、男で4人です」。「オ~!」。なぜか固いシェイクハンド。「お互いに頑張りましょう」と意気投合して。和力、最大応援です。

 加藤木さんの他、笛・津軽三味線・囃子・胡弓など木村俊介さん、小野越郎さん、帯名久仁子さん、それにスタッフの皆さん、全員ご無事の帰国をお祈りします。

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