2019年4月19日金曜日

おめでとう内陸線30周年!


 平成元年4月1日、秋田内陸南線と北線が鉄路で結ばれ、秋田内陸縦貫鉄道が全線開業しました。そして時は流れ…、今日は秋田内陸線の全線開業30周年記念式典でした。

 私は来賓祝辞で、「内陸線の取締役の一人としても、皆さんには感謝の思いでいっぱいです。30年前の全線開業日、私は西木村役場の広報担当者で、鷹ノ巣まで取材に行ったことを思い出しています。鷹ノ巣駅前の商店街の皆さんには、県南からも遊びに来てねと言われました。今は国外からも多くの観光客をお迎えしています。10年ほど前は廃止議論が広がりましたが、秋田駅から県庁まで、沿線住民が結集した存続パレードを行いました。あの情熱と行動力で、今後もご支援をお願いします。もう一つ、国道105号の整備議論が進んでいます。リダンダンシー・冗長性の確保からも、鉄路も道路も両方が必要です。頑張りましょう」と。

 式典後、石破茂・衆議院議員を講師に特別講演がありました。演題は「ローカル鉄道と地方創生」です「鉄道を廃止した地域が活性化した例はありません。地域を守る行動が鉄道を守ることに繋がります」とのお話しが印象的でした。

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