2019年4月23日火曜日

話会(WAKAI)第一夜は武田昌大さん



 話会(WAKAI)を開催。第一夜は北秋田市出身の武田昌大さんです。夢の実現に向かって走り続ける武田さんの一言一言に、多くのヒントと勇気をいただきました。


 武田さんは、注目を集める「トラ男」のプロデューサー。大学を卒業後サラリーマンになりました。でもWE LOVE AKITA(2008年から首都圏で起こった秋田大好きムーブメント)に関わるうち、秋田の農業に興味が増して、週末は県内の様々な農家を訪ね歩く生活になったそうです。そこで「一生懸命にお米を作っている人、そうでもない人のお米が、出荷の時に混じって消費者に届く事実」にショックを受けました。またスーパーで売られているお米は、「品種・鮮度・価格しか表示がなく、作り手の思いも何も消費者に届いていない」実態から、「自分が生産して流通して消費者に届けるまでお米に責任を持とう」と思ったそうです。それが都内のおむすびスタンドANDONの開店にも繋がっています。シェアビレッジは、「秋田を元気にできる拠点が欲しい」と思ったことがきっかけだったとか。「田舎が東京を目指してどうする、そんな中途半端な田舎は魅力がない。日本らしい風景を残したい」と考えていた頃、五城目町の空き家と出会いました。「空き家を村に見立て、村を守るために、村民を募り村をシェアする」、そのために年貢をもらって管理費や運営費を捻出する新しいコミュニティは、マスコミでも大きく取り上げられました。現在は全国47都道府県に2千人を超える村民がいるそうです。そして香川にもシェアビレッジが…。


 「脱・人口減少社会を目指すのではなく、田舎を楽しみたい」と話す武田さん。またご一緒しましょう。ありがとうございました。
※話会はライングループ「ドラえもんのポケット」が主催しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿