2021年6月13日日曜日

解体工事の後には…


 バリケードと足場に囲まれた仙北市役所・旧角館庁舎。内部では解体工事が進んでいます。この工事の後には、火除け(武家屋敷の内町と町人や商人の外町の間の防火帯)の復元が可能になります。

 旧角館庁舎は、駅前に新角館庁舎が竣工し、西木庁舎に市教育委員会事務局が移転した今年3月末で、これまで約60年の役割を終えました。新年度から解体工事に着手しています。この旧庁舎が建っていた場所が火除けだったことから、歴史的・文化的に重要な火除け復元の議論が進みませんでした。解体で議論が活発化することを期待しています。

 なお市文化財保護室では、解体工事中に火除けの遺構調査等を行う予定です。


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