2021年6月14日月曜日

6月市議会の一般質問①


 仙北市議会の一般質問から。小林幸悦議員(蒼生会)、武藤義彦議員(〃)、小木田隆議員(市民クラブ)、平岡裕子議員が登壇。特徴的な質問と市長答弁の概要をお知らせします。

【小林幸悦議員(蒼生会)】
Q.10月の市長選挙に立候補するのか(別にアップ済み)。また角館のお祭りの市当局の祭典実施に関する考え方を伺う。
A.私の4期目はない~(別にアップ済み)。5月に開催のお祭りの実行委員会で、市長・危機管理監・医療局長が参与として委嘱を受けた。感染症専門医師の助言をいただくことなど提案をした。市長として、また市コロナ対策本部長として、市民はもちろん観光客も含めた来訪者の安全確保が第一だ。絶対お祭りをきっかけとしたコロナ感染者は出さない。お祭りに行政の口出しは不適当。しかし安全が危ぶまれる事態が想定される場合は職務全うの行動になる。

【武藤義彦議員(蒼生会)】
Q.4月に秋田内陸縦貫鉄道で起きた踏切事故について、県や鉄道事業者とはどんな対応と協議を行っているか。
A.まず4月30日、田沢湖庁舎で秋田内陸線の吉田社長と事故対策について面談をした。5月には阿仁庁舎で2度目の面談を行い、地元要望(警報機や遮断機の設置の安全対策が要望の本旨)を叶えるための協議をスタートした。続いて秋田内陸線の取締役会議で、秋田県と北秋田市に同様のお話しをした。6月に入り、県の猿田副知事と面談し、国の制度や県の制度を活用し、安全施設の設置について具体の協議を行った。今後も続ける。

【小木田隆議員(市民クラブ)】
Q.市長が12年前に掲げて当選したマニフェストについて、市長本人の検証結果は何点ぐらいの達成度か。
A.8つの約束と40の政策を描き完全なマニフェスト選挙を行った。その後マニフェストは市の政策の全てに盛り込まれた。さらに検証作業は、内部検証・外部検証・市民委員会検証の3段階で、前期分(平成23~24年度)と後期分(平成25年度~26年度)の2回に分けて行われた。これらの検証結果は5段階で区分されていて、政策の平均点は2.6点だった。このことから、達成度は50点ぐらいではないかと受け止めている。

【平岡裕子議員】
Q.仙北市の妊娠届けと出生者数について、新型コロナウイルス感染症の発生前と現在の比較。また18歳までの医療費の無料化、課税世帯の窓口負担の廃止について。
A.妊娠届出数は平成28年の134件以降、現在まで90件前後で推移している。出生届は平成30年までは98件、令和2年度は86件だった。もちろんコロナで大変な中、それ以前に子育て環境や支援メニューに不安を感じたり、少子化の大きなうねりの中で、現状があると感じた。また18歳までの医療費の無料化、課税世帯の窓口負担の廃止については、早い段階で実施することが適切だと思う。

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