2021年7月29日木曜日

オードリーと待ち合わせ


 ジェラートを食べながら、ローマ・スペイン広場の階段を降りてくるオードリー・ヘプバーン。彼女と待ち合わせのK青年…。

 さて、現在はスペイン広場での飲食はもちろん、階段に腰を下ろす行為も全面禁止ですから、髪がフサフサでスリムなK青年の35年前の容姿も併せレアな写真です。ところで今日、会議と会議の合間にオードリー・ヘプバーンの写真展を訪ねました。何だか、また彼女と待ち合わせしているような気分でした。それにしても、彼女が心を許した写真家マーク・ショウとボブ・ウィロビーの作品は、しなやかで強くて弱くて…、本当に素敵でした。著名デザイナーのオファーにも、宝石や毛皮など贅沢な品を身に着けなかったオードリー。「だって私には似合わないもの」…。そんな彼女の素顔に出会えたような気がします。

 「先のことをあれこれ心配しても仕方がないわ。どのみち予想通りにならないんだから」。
 オードリーの言うとおりです。
※写真展はアトリオン2階ホールで。


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