2021年7月3日土曜日

新幹線で新鮮食材の荷物輸送


 仙北市産の新鮮食材を新幹線で荷物輸送しました。コロナ禍で人の往来が難しい中、新幹線の副次活用、モノを動かして地域経済を下支えする試みです。

 JR東日本秋田支社、DMO田沢湖・角館観光協会、仙北市の3者の連携事業。今回はJR角館駅12時57分発の秋田新幹線で、朝採りアスパラなど7品目を詰め込んだ母さんのおすすめセット(仙北市農山村体験推進協議会)40個をモデル輸送しました。現状は品物をJR東京駅内で注文のお客さまが受け取るシステムですが、駅外(お客さまの居住先)まで配達するシステムを検討中です。農林水産省の食品流通合理化検討委員として、トラック輸送を代替する新幹線輸送の活用を提案してから2年、農家民宿のお母さんたちの全面協力で実証試験までこぎ着けました。ありがとうございました。

 ところで、システム改善で宅配が可能になれば、さらに多くの新鮮食材が首都圏と直結します。地ビールと茹でたて枝豆セット、捕れたてドジョウや桧木内川の殿さま鮎、つきたてのお餅も新幹線で…。
※今回は多くの仙北市観光大使の皆さまにもご協力をいただきました。写真右下は東京駅で角館出身の作曲家・ha-jさん。

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