2021年7月13日火曜日

百物語


 百物語は江戸時代に流行った肝だめしの一つです。夜に数人が集まってロウソク百本に火を灯し、一つお話しが終わる度にロウソクを一本ずつ消していく遊びだったとか。最後の一本が消え暗闇に包まれたとき…。

 県庁で用務を済ませ、県立美術館で「怖い浮世絵展」を鑑賞しました。葛飾北斎や歌川広重、豊国、国芳、月岡芳年などの作品を中心に、当時の人々が熱狂した妖怪や幽霊の浮世絵は見応え充分です。ちなみに幽霊はこの世に未練があって成仏できない死者が、因縁のある人や場所に姿を現すもの、妖怪は人知を超えた奇怪な現象や不気味な物体のことです。秋田県内にも多くの幽霊や妖怪がいます。このお話しはまた後で…。

 さて、百物語では最後のロウソクの火が消えると、そこに幽霊や妖怪が現れたそうです。それは怖かったと思います。えっ?、人の方が怖い⁈…。

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