2019年8月6日火曜日

カレーの食べ歩き①「銀座三原」


 「仙北市カレー村プロジェクト」を成功させるために、先ずは全国のカレー専門店の味を知らなければいけない…。そこで日中の公務を終え、少し涼しくなった夜、新橋にある名店「銀座三原」へ。

 写真はお店のご主人・吉田信三さん。三原はもともと銀座三原橋の下にあって、それで新橋に移転した後も店名は銀材三原なんだとか。10席あるかないかの小さなお店です(ランチは行列ができます)。たまたま今晩は他にお客さんがなく、ビールを飲みながら吉田さんとお話しできました。「実家は浅草で菓子屋だったんです。でも親父が早くに亡くなり、母親がカレーでもつくろうかって。昭和39年だから前の東京オリンピックの年ですね。私は当時サラリーマンだったけれど、それもイヤになって…、それでカレー屋に転がり込んじゃった」と。また「この商売を初めて55年になりますから、それなりのお得意さんもできましたよ。秋田だと友川カズキさん(能代市出身で歌手・画家)、この辺りだと、なぎら健壱さん(銀座出身で歌手・タレント・エッセイスト)、和泉雅子さん(銀座出身で女優・登山家・僧侶)かな。お付き合いをいただいている有名人はまだまだいるよ」と笑います。ちなみに和泉雅子さんはマイグラスを置いていて、それが秋田大館の曲げわっぱコップでした。

 さて、本題のカレーです。まさに町の洋食屋さんの味です。フォンドボーベースで果物や野菜の甘みもさわやか。これは何度食べても飽きがこないでしょう。しかもリーズナブルな価格設定で、本当に大満足でした。

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