2019年8月24日土曜日

2019台湾レポート③


 台湾高雄市と秋田県の国際交流協力覚書(MOU)締結式に出席。高雄市の葉匡時・副市長も佐竹知事も、「海を越えた交流は、田沢湖と澄清湖の姉妹湖締結から始まった」と振り返りました。

 1987年、加瀬英明さん(外交評論家)の提案で、2つの湖は姉妹湖になる契りを交わしました。台湾を国と認めない中国に対し、湖同士のお付き合いからとの配慮があったと聞きます。その後、毎年にわたる相互交流はその領域を拡大。仙北市は昨年から高雄国際マラソンに選手を派遣し、また高雄からは田沢湖マラソンに選手を派遣してもらっています。これは田沢湖マラソンの国際化に向けた準備です。私は葉副市長に、「仙北市は政府の特区地域として観光や医療、農業などで先進的な取組みをしている。高雄市内の企業の皆さんとの経済交流にも着手したい」とお願いしました。

 その後、澄清湖を管理する台湾政府経済部自来水公司(国家水道局)を訪問、大歓迎をいただきました。さらに新幹線で台北に戻り、北投温泉発展協会の周水美会長と懇談。素晴らしいおもてなしをいただきました。皆さん本当にありがとうございました。

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