2019年8月1日木曜日
バナナが雪国農業・雪国ビジネスを変える
この春、山形県戸沢村でバナナ栽培を視察しました。雪国で熱帯果樹を育てるには大変な情熱と技術が必要です。そうしたら、お隣の美郷町でさらに大規模な栽培に挑戦している佐藤良一さんがいて…。さっそく会いに行きました。
佐藤良一さんは、美郷町で農産物の食品加工を行う秋田食産の社長です。昨年の秋からバナナ、パパイヤ、パイナップル、グアバ、コーヒーを栽培しています。バナナは、約100坪のビニールハウス(高さ8m)に44本を定植。既に実も付いていて、9月頃の出荷になりそうだと。冬期間は重油暖房機を稼働し、17度以下にならないよう管理をしているそうです。もちろん燃料費もかかります。それでも商業ベースで儲かる戦略をお持ちでした。佐藤さんのような人が、雪国農業・雪国ビジネスを変革するんでしょう。町を越えて応援します!。
ところで、仙北市は温泉資源も豊富で、年間550万人のお客さまをお迎えする観光地です。冬期間は田沢湖スキー場に10万人、各種の温泉郷や多彩な冬祭りでお客さまを飽きさせません。そんな方々に熱帯果樹ハウスごと解放し食べてもらえたら、出荷作業の人件費や出荷資材、輸送コストも不要だと思うのですが…。
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