2019年8月10日土曜日

鎮魂と再生の日々


 夜明け前から強い雷雨。雨雲レーダーとにらめっこしながら、初めての避難訓練、そして恒例の防災の集いを開催しました。参加をいただいた皆さん、国・県・県警・広域消防・地元消防団の皆さんなど、本当にご苦労様でした。

 初めての避難訓練は、角館町小勝田7町内の皆さんのご協力で実現しました。大雨で桧木内川が増水し、堤防決壊の危険が迫ったと言う想定で、約100人の皆さんが市立角館中学校の体育館に避難をしました。訓練は3点、①情報収集と伝達訓練、②避難誘導訓練、③消火訓練です。反省の意見では、防災行政無線の不具合、水路の溢水対策などの指摘がありました。既に対応手法の検討に入っている事案です。少しお待ちください。
 また、防災の集いは、角館上菅沢のタカヤナギ・ワンダーモール店駐車場をお借りして開催しました。地震体験車や放水体験、レスキュー体験、応急手当体験、自動走行体験などに、買い物の方々や子ども連れの皆さんで賑わいました。体験はイザと言う時、必ず役に立ちます。

 8月は故人を偲ぶ鎮魂の時です。同時に仙北市は今月を防災月間と位置づけ、これまで経験した災害の教訓を生かそうと取組みを強化しています。救うことができなかった市民の命、これ以上は悲しみを重ねたくない、そんな決意で再生に向けた日々を歩む月なんだ…と。

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