2019年8月8日木曜日

おじいさんへ



 74回目の夏、仙北市戦没者追悼式。仙北市の戦没者数は1,113人。皆さまのご冥福を心からお祈りします。そして遺族は今も戦後を戦っています。私も…。


 市長式辞で、「皆さまの命と引き替えに、現在の繁栄をいただいた思いです。戦争の事実を次代にしっかりと引き継ぎ、郷土発展にさらなる努力を誓います」と。その後、遺族80人の皆さんの献花です。その際、遺族会青年部の1員として私も献花しました。私の祖父は戦没者です。終戦を迎える前に、ソ連に捕虜として抑留され、ウスリー州ウオロシロフ収容所で亡くなりました。


 しかし、命のバトンはしっかりと繋がっています。私の子ども達(おじいさんのひ孫)は4人、長女は秋田市内で、長男は都内で、次女も都内で、次男は大学生で、皆それぞれに頑張っています。
おじいさん、向こうでおばあさんと仲良くしてください。家族と仙北市にご加護をお願いします。

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