2016年5月15日日曜日

天寿がん的生き方

 本日午後、「市民を大腸がんから救う市民公開フォーラム」に参加しました。会場は大仙市フォーシーズンです。日本初の大腸がん検診事業は、仙北市と大仙市の市民の協力をいただき、もう少しで受検者が1万人になります。

 この大腸がん検診事業は、昭和大学横浜市北部病院消化器センター長の工藤進英先生と国立がん研究センターの斎藤博先生が提唱、平成21年に仙北市で始まりました。平成23年には大仙市が参加し、目標とした1万人の受検者掘り起こしは今年が最後となります。今日のフォーラムでは、このお二人から大変興味深いお話をお聞きできました。その中で、工藤先生(写真)が口にした「天寿がん」が心に残ります。

 天寿がん…、高齢者ががんに罹患した場合、外科的対処をすることなく、がんと一緒に生活を続けて天命を全うすることのようです。
 高齢者に限らず、またがんに限らず、そんな生き方もありそうです。

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