昭和11年2月1日、十和田湖・奥入瀬・八甲田等を構成地域に十和田国立公園が誕生しました。その20年後の昭和31年7月10日、十和田国立公園に八幡平・岩手山・秋田駒ヶ岳等が加わって、現在の十和田八幡平国立公園が誕生しました。
今日の午後、この八幡平地域が国立公園に編入してから60周年となったお祝いの会に出席しました。会場は八幡平ロイヤルホテルです。主催者あいさつに平口洋・環境副大臣が、来賓あいさつに鈴木俊一・元環境大臣がそれぞれ登壇しました。平口さんは20年前、秋田県警本部長で秋田暮らしをした方で、秋田通として知られています。
仙北市からも、私のほかに青柳宗五郎・市議会議長、荒木田俊一・市議会副議長、黒沢龍己・市議会産業建設常任委員長、佐藤和志・田沢湖角館観光連盟会長など、関係者多数が参加しました。
さて記念式典後の基調講演やパネルディスカッション、それに祝賀会などで「国立公園の分離独立」が話題に上がりました。十和田地域は十和田国立公園、八幡平地域は八幡平国立公園として、独立して活用と保全対策を充実させようと言うお話です。以前から関係者の宴席などでは聞く機会もありましたが、今日のような公式行事で話題に上がったのは初めてだと思います。関係者の中には、森吉山も加えて八幡平国立公園を構成するチャンスと言う方もいます。環境省の皆さんに水を向けると、「そのような議論はテーブルの上にはありません」とのこと。
これは真剣に検討する価値が十分にあるのでは…。
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