2016年5月31日火曜日

カラ吹き源泉事故の法的判断

 昨年3月18日に起きたカラ吹き源泉事故は、その後、大曲労働基準監督署の調査を経て、同11月19日、労働安全衛生法違反の疑いで、仙北市が検察庁に書類送検となっていました。この事案に対し、先ほど検察庁の法的判断が示されました。

 内容は不起訴処分とのことでした。マスコミ各社から取材要請があり、次の市長コメントを発表しました。

 「司法の判断は不起訴ですが、絶対に起こしてはいけない事故でした。現在、硫化水素濃度の高い源泉から、ほかの安全な源泉に切り替える工事を行っています。安全対策の強化は今後も続けます。ご遺族の皆様の悲しみは癒えることはありません。改めて3人のご冥福をお祈りします」。絶対に、絶対に同じような悲劇を繰り返してはいけません。
※写真は、昨年12月の第5回カラ吹き源泉事故調査委員会の様子。

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