2011年10月21日金曜日

決算の不認定について


 昨日まで3日間、平成22年度の決算特別委員会が開催されていました。審査会計13会計の中で、一般会計決算を「不認定とすべき」との判断をいただきました。

 一般会計は議会費から災害復旧費まで日常的で幅広い経費を盛り込んでいます。予算といえば、多くの市民の皆さんはこの一般会計予算をイメージするくらい、代表的な存在です。決算は「済んでしまった支出行為」ではなく、次の予算(今回だと24年度当初予算)を良いものにするため、反省点を洗い出したり、新たなスタートをするための起点になるもので、決算審査はとても重要な判断です。

 「不認定とすべき」は、簡単に説明すると「22年度の市役所の活動は良しと認められない(合格点に達していない)」の判断です。その要因は委員会の最後の討論で行われました。1つは「木質バイオマス施設(バイオエネルギーセンター)が正常稼働していない」、もう1つは「障害者生活支援事業で、利用者から誤って負担金をいただいていたこと」です。

 昨年、多くの場面で市民の皆さんと一緒の取り組みをさせていただいたこともあり、市民の皆さんには大変申し訳ないと思っています。

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