2011年10月6日木曜日

山口祥義過疎対策室長と


 今日は午前に総務省・観光庁を訪問。総務省では参院の特別委員会が開会中でお忙しい中、財政課の黒田武一郎課長、また過疎対策室の山口祥義室長(写真)と面談できました。お二人とも旧自治相時代に秋田県庁へ出向した経験のある方々で、以来、秋田県も仙北市もお世話になりっぱなしです。

 黒田課長からは、合併特例債に関する最新情勢をお知らせいただきました。また山口室長からは過疎債のソフト事業について説明を受けました。仙北市では地域運営体の活動交付金の原資、また秋田内陸縦貫鉄道の負担金原資などで、過疎債のソフト事業を実施しています。他県に比べ、このソフト分を東北各県は余り活用していないそうで、秋田県の場合でも満額に対して30パーセント弱程度になっています。かといって、他の市町村が使わないのなら、「仙北市にみんな使わせろ~」みたいな制度ではありません。また、いくら良質の財源とはいえ、交付税で見てもらえるのは償還金の70パーセントです。借金にかわりはありません。

 今回の面談で新鮮だったことは、「過疎のソフト分の財源は貯金できること」です。過疎の改善を目指し、一定の使用目的や期間を設定して積み立てをしながら、必要によって取り崩して使うという融通が利くんだそうで、これはかなり重宝です。いろんなことができそうです。

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