2011年10月4日火曜日

統合高校の推進協発足


 昨日、角館交流センターを会場に「角館地区統合高校推進協議会」が発足し、初会合を開催しました。新たな統合校に対する要望や、地域の県立高校としてどのような支援を行っていくか、生徒の通学環境の改善や市民サポートの在り方、校名や校歌の検討等々、協議会として話し合う必要があるテーマは盛りだくさんです。一方、平成26年4月の開校まではそんなに時間がありません。

 同協議会の委員には教育関係者、学校や同窓会関係者、PTA、経済団体、市議会など15名で構成されています。会ではさっそく会長・副会長の選任を行い、会長には角館高校同窓会の高橋雄七会長、また副会長には角館南高校同窓会の草彅良子会長が選任されました。

 ところで、協議は初日から熱が入った内容でした。市が要望していて、現状では県教育委員会が具体的な態度を表明していない事項が幾つかがあります。1つは2年間の専攻科(語学系)の設置。これは3年の高校+2年の専攻科のイメージです。この専攻科から、例えば秋田国際教養大学への編入、外国の大学への留学などを可能にしたいと考えています。またフリースクールの要望もしていますが、県から具体的なお話をお聞きできていない状況です。さらに1学年の学級数。市では1学年7クラスを要望しているのに対し、県では6クラスを想定した校舎計画を持っています。

 これらを含めて協議をするのか、それともこれらの案件は市が県に要望を継続することとして、協議会はこれらのことを除いて協議をするのか(方針を明らかにしなければいけない課題は本当にたくさんあります)、今後の協議で整理が進みます。

 協議会は、高校づくりを県にお願いするだけではなくて、地元の子どもたちの未来を輝かせることができるよう、市民も一緒になって取り組むために必要な仕掛けです。

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