2011年10月14日金曜日
北海道・出張後記①
今回の北海道出張で得た幾つかを後記します。1つは鹿追町の大平畜産工業を訪問し川合社長とお話しができたこと、1つはファーム富田を見てハートハーブの立地がとても良いことを再認識できたこと、1つは来年の火山砂防フォーラム会場が仙北市に正式決定できたこと、1つは八幡平に係る直轄砂防の期成同盟会を構成する岩手県側との皆さんと、様々な意見を交換できたこと…、などなど。
大平畜産工業の川合社長は、娘さんがタイで結婚生活を過ごしていることを、富良野までおくってくれた車中で話してくれました。社長が仕事でタイに出張するとき、たまたま娘さんを誘ったこと、同行した娘さんは日本では感じたことのないアジア諸国のエネルギーが気に入ったこと、それで帰国してからすぐに単身でタイへ再び渡ったこと、その後には現地の大学に入学したこと、そこで知り合った世界の友達が彼女の財産で、結婚相手まで見つけてしまったこと。川合社長は、そんな娘さんに対し、「人生を突き動かす衝動を手に入れた子どもは幸せです」と話していました。同感。
また北海道農業の現状について、川合社長は「1年の食いっぷちを雪のない半年で稼ぐために、先輩の農民は酪農・畜産の導入を進めたんです。今の若い経営者にはその当時の開拓者魂が希薄化して、何かやろうと言えば、すぐに補助金をアテにしてしまう、そんなことでは自分の夢なんか叶うはずがありません」と憤りを隠しません。
そういえば会社の事務室に張ってあった紙に次のような言葉がありました。
~「夢」のある人には「希望」がある。「希望」のある人には「目標」がある。「目標」のある人には「計画」がある。「計画」のある人には「実行」がある。「実行」のある人には「結果」がある。「結果」がある人には「反省」がある。「反省」のある人には「進歩」がある。「進歩」のある人には「夢」がある~。
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