2011年10月16日日曜日
創造農村ワークショップ
文化・芸術を生む場所は大都市だけではありません。中小都市や農村にこそ守り伝える多くの財産が存在し、全国では新たなムーブメントが幾つも起こっています。これまでの成長概念にとらわれない社会の有り様が求められている中、文化創造を農村部からの思いで「第1回創造農村ワークショップ」が開催されました。
都市と対峙することに意味は感じません。文化・芸術は生み出すのも、またそれで感動するのも、共に人間です。人生の豊かさを演出するステージはどこでも良いと思っています。大切なことは、豊かに生きようと思う心持ちです。
10月15日、たざわこ芸術村・わらび座を会場に開催された創造農村ワークショップ。朝、秋田空港まで文化庁の近藤誠一長官(写真)をお迎えに上がり、午後から武家屋敷見学(佐竹知事が同行しての伝統的建造物群、他)、その後、創造都市モデル事業実施市町村の東北ブロック会議が開催されました。ブロック会議では佐々木雅幸大阪市立大学大学院教授が「東日本大震災後の被災地を、創造的復興とすることができるかどうか」、そんな問いかけが心に残ります。
さて近藤長官の講話テーマは「創造農村に期待すること」です。近藤長官は「人間も自然の一部で、これを忘れてはいけない。中小都市・農村部は、固有性を持ちつつ連帯できる妥当なサイズだ」と話します。これは経験的に納得のできるお話しでした。
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