2011年10月7日金曜日
テレビの言葉
さっき宿泊先を出る直前、テレビに五木寛之さんが出演していて、思わず見入ってしまいました。五木さんは大好きな作家の一人です。「青年は荒野をめざす」「さらばモスクワ愚連隊」「恋歌」「ガウディの夏」…。でも絶頂期にあった49歳で休筆し、後は大学で仏教を学び、現在は人々の人生を応援するエッセイなどを多数出版しています。
テレビの五木さんから、こんな言葉がありました。
「人生に価値を求めてはいけません。今、今日を生きていること自体に価値があるんです。最近はプラス思考が大切で、マイナス思考は悪のようにいわれていますが違います。マイナス思考の中にある悲しみだったり、嘆きであったり、また涙することであったり、そんな人間として沸き起こる感情こそが大切なんです」。
良い言葉に出会うことができました。
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