2010年10月21日木曜日

温泉で観光イチゴ園


 先日お伺いした千本松牧場内に、栃乙女を栽培する温室がありました。1ハウス100坪で6棟連結の大型ハウスです。このイチゴ栽培に温泉水が利用されていると聞き、無理を言って見学をさせてもらいました。このレポートをアップします。

 千本松牧場の観光部門(レストラン・売店・温泉など)は通年営業です。とは言っても冬期間は入場者数が減少するため、その魅力づくりや訪れたお客様のお楽しみとしてイチゴ摘みを考えたとのこと。担当の白上部長によると「源泉は50度を超えています。これを水道水で薄めて温度を落とし、塩ビ管に流しています。企業秘密もあります。直接イチゴの根に接すれば根は焼けてしまうし、余り離れると温度が友好に活用できません。幸いだったことは塩ビ管を使えたこと。泉質が単純アルカリ泉でなければ腐食しますから」とのお話でした。なるほど。

 田沢湖の温泉郷から湧き出る温泉の、高度活用を考えています。併せて平地にある各温泉の廃湯活用も可能性があります。アイディアがあったらお知らせください。

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