2010年10月21日木曜日

まちづくり懇談会①


 まちづくり懇談会が始まりました。今回も定例議会(9月)の終了に伴い、その様子や地域の要望などをお聞きするため3会場での開催です。昨夜は田沢湖の石神会館が会場でした。お集まりいただいた皆さん、お疲れのところ本当にありがとうございました。懇談会は、最初に行政報告です。病院事業の考え方や高校統合、農業や商工観光業への政策などを説明、また9月議会で可決いただいた補正予算の内容などをお伝えしました。

 この後、参加をいただいた方々との意見交換です。皆さんからは国保の返還金問題に対し、「これは合併前の負の遺産。旧角館町でおきたことなのに、どうして旧田沢湖や旧西木の職員が負担をするのか、むしろ公平性を損なっているのではないか」とのご指摘をいただきました。自分は、「合併は全ての遺産を引き継いで成り立った。例として適切でないかも知れないが、旧町村でそれぞれが学校をつくったり、道路をつくったりした借金も、今は仙北市民全体で返済している。これが合併だ。旧角館も旧田沢湖も旧西木も既にない自治体。旧角館でおきた問題だが、それを仙北市全体で解決することは当然だと思う。まして今回の国保過大受給問題は、仙北市民、一般会計で穴埋めをすべき事ではなく、返還金は全ての職員のうち、市を経営する管理職相当の職員に担ってもらいたいと考えている」とお話をさせてもらいました。

 この他、「農業者は今回の不作で来年からの農業経営に情熱を失っている。市として支援策が必要」と言う意見、また「観光業の活性化策が弱い」などの意見もいただきました。しっかりと受け止め、政策に反映します。

 今晩は、角館の中川集落センター、明晩は西木の紙風船館です。時間は両会場とも午後6時30分から。皆さんのご来場をお待ちします。

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