2010年10月28日木曜日
産業振興基本条例
昨夜、「産業振興基本条例(仮称)」策定会議が開催されました。自分はマニフェストで産業振興・ものづくりこそが所得向上につながり定住化の促進、少子化対策、地方分権の原動力とお話をさせていただいています。
1年前、同マニフェストで「中小企業振興基本条例」と言う概念に基づき、仙北市の取り組むべき政策の中核に産業振興があることを明記しました。昨夜の会議は、これまで角館、田沢湖、西木の各地区で公聴会を開催後、初めて全体会議として関係者にお集まりをいただいたものです。
会議はあっちへ行ったりこっちへ来たり、進行役(自分です)の不手際でお叱りもいただきましたが、条例制定に向けたスタートを切ることができました。「実は自治体の条例は、大きく区分すると執行部提案条例、議員提出条例の2つに区分される。今回の産業振興基本条例は市民の皆さんとの共同立案が望ましい姿と考え、このような会となったことをお詫び申し上げる」とお話しをさせていただきました。
まだ東北の自治体では制定市町村がない条例で、これからも様々な壁が予想されます。参加いただいた方々からは、「できるだけ他分野で多くの市民に聞き取りを行った方が良い。しかも商工課の職員が担当と言った割り切りではなく、農林も観光もより多くの職員が市内に入り、厳しい経済状況を肌で感じ取って、それを政策に練り込む作業にして欲しい」とアドバイスをいただきました。その通りです。
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