2010年10月30日土曜日

市民文化祭


 今日から明日にかけて第6回仙北市文化祭(西木地区)が行われます。オープニングで演奏のあった“栗っこ太鼓”が良かったなあ。朝夕めっきり寒くなっていますが、その張りつめた清涼感の中で聞く太鼓の音色が素晴らしかったです。体育館の中の図画や書道などの展示物も見応えがあります。

 明日はクリオンの多目的ホールで芸能発表です。たくさんの皆さんにご来場をいただければと思います。いつかも書きましたが、文化祭が3地区で日程も会場もバラバラに開催されていることに違和感を感じます。もちろん各旧町村内で開催するメリットもあります。会場までの距離が、人の出を左右することも理解できます。出展数にも影響があるでしょう。

 でも「世界で一人しかいない自分から生まれた作品を、より多くの方々に見てもらい、触発し合うことが大切ではないでしょうか。その幅が文化の多様性だし、創作の幅につながると思います」(開会のごあいさつ)は本心です。だから「来年の開催に向けて、お知恵をお貸しください。多くの市民の刺激となる、観光客も参加してもらえる文化祭づくりの準備を進めましょう」も、当然本心です。

3 件のコメント:

  1. 市長さん、おばんです!
    私は生保内在住なのですが、「文化祭が3地区で日程も会場もバラバラに開催されていることに違和感を感じます・・・」「世界で一人しかいない自分から生まれた作品を・・・」というお言葉に、まるで自分の想いを代弁して頂いたかの様な・どこか救われた気持ちになりました(やや大げさですが)。
    加え観光客も・・・との下りには、広い視野を感じましたし、まさにその通りだと共感いたします。

    例えば、一年ごとのローテーションで3地区会場を順にまわり、距離感の解消には、専用の送迎バス運行や有志による代行をさせるというアイデアはいかがでしょうか(作品の搬入・搬出時にも配慮があれば良いかと)?

    いすれにせよ、文化・芸術が盛んな国は廃れないと聞きますし(例:フランス等)、その方面でも、一歩一歩進化していく仙北市に、大いに期待をしております。

    ※個人的には、`文化祭´でも良いのですが、`アート´祭といった名称変更も、観光客も考慮するとなれば、悪くないのでは?と思っています。
    アート=人を幸せにするもの・・・とも言うようです。

    (匿名で失礼いたします。)

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  2. 門脇みつひろ2010年11月3日 11:59

     メールありがとうございます。さっきまで田沢湖地区の文化祭に参加させてもらっていました。作品の力は確かなものです。関係の皆さんにお話を聞いたところ、以前から市全体で開催できればとの考え方はあったようです。でも展示などの準備段階から、1会場では大変な労力が予想され、現在に至っているとのことでした。何とかならないでしょうか。

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  3. お忙しいところお応え頂きまして、ありがとうございます。私も生保内文化祭、参加させて頂きました。

    確かに一ヶ所となった際の労力は、相当大変でしょうね。

    もうひとつの考えとしては、年1回のイベントと括らずに、例えば年6回(二ヶ月おき等)といった小分けにし、一回目は美術系・二回目は書や文芸系・三回は編み物&ソーイング・4は音楽・・・といったジャンル分けをし、それらの3地区を、ひとつにまとめてみる・・・といった案もございます。
    好きなジャンルにしか出向かないというデメリットが発生するかもしれませんが、一回一回が同ジャンルに統一されることによるメリットも、あるかと思います。

    そして一年を通して、常に何かしらの文化発表をしている仙北市・・・というイメージを、市外の方々等にも持って頂けたら、意外に悪くないのではないでしょうか??

    いずれ初めの一歩には、困難は付きまとうと思いますが、長いスタンスで考え、進化を期待したいところです。
    何とかなれば良いですね・・・!

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