ピクサー・アニメーションスタジオの『インサイド・ヘッド』が、第88回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞しました。気になっていた映画でしたが観ていなかったので、気分転換にビデオ屋さんから借りてきて…。う~ん、深いアニメーションです。
少女ライリーの頭の中には、感情キャラクター(ヨロコビ・カナシミ・イカリ・ムカムカ・ビビリ)が住んでいます。キャラクター同士が相談し合って、様々な事態にどう対応するか、と言うよりはライリーを応援するために、様々な感情の仕掛けを打ち出します。中でも積極性の高いヨロコビは、ライリーに悲しくなって欲しくなくて、カナシミが頭の中で活動を起こさないよう、いつも気をもんでいました。
まだご覧になっていない人にネタばらしは禁物です。ザクッと言うと、人の心の中の、例えばカナシミだったら、それを外にちゃんと表現しないと、周囲はその辛さに気が付かない…、喜びも悲しみも、怒りもムカムカもビビリも、表現しないと周囲は変わらない、どの感情も幸せに向かうためには必要な感情ですよ、と…。
アニメーションだから描けた映画です。素晴らしい!!。
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