2016年3月7日月曜日

市長ミーティングを始めました

今日から、市役所の若手職員を対象に『市長ミーティング』を始めました。職員の不祥事が発生したこと、間もなく新採用で新人職員を迎えること、その新人職員に頼られる先輩としての心構え、何より市民との信頼関係を紡ぎ治す担い手になって欲しいこと…、いろんな思いがあって、このタイミングでのスタートでした。

 「いま皆さんの所属する職場や、自分自身が抱えている課題は何ですか」の問いかけから始まって、「理想の職場が10点だとしたら、現状は何点になりますか」と質問を重ね、また途中で私の名刺を配り、「ここで言いにくいことは、そこにある個人メールにお手紙をくださいね」とお話をしました。

 初日でしたが、多くのことを知りました。職員間の横の連携が上手くできなくて、市民の皆様に丁寧な説明ができなかった、仕事量が増える一方、スキルが追いつかない、人手不足でお昼時間を確保できない、思い描いていた仕事に挑戦する時間がない…。皆さん、正直にお話をしてくれました。

 私からは、ピーター・ドラッカーさんのお話、マイク・ハーナッキーさんのお話などを例に、基本的な組織論(ヒトが最大資源、コミュニケーション、日常業務、モチベーションの維持など)や、「思考も万有引力の法則が作用する」ことを説明しました。負のイメージは、良い結果を生みにくいこと、目標を持つこと、日々の業務の中に躍進の種が存在すること、対応力で小さな不満をクレームに増幅させない方法論など、皆さん熱心に耳を傾けてくれました。
 本当にありがとう。さらに仙北市の今後の姿は、期総合計画や総合戦略に描かれているので、ぜひとも読んで欲しいとお願いもしました。
 
 今後も市長ミーティングは続きます。

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