2016年3月9日水曜日

子育てをどう応援できるか

仙北市内には8つの保育園があります。その園長先生たちと、昨日午後に、意見交換会を開きました。

 仙北市は、「日本で一番子育てに優しいまちになりたい」と思っています。でも保育士が不足していて、保育園は本当に難儀をしています。それに保護者の働き方も多様化して、ひと昔前、保育園活動に何はさておき参加していた頃とは、ずいぶん様子が違ってきました。子どもより先ず自分みたいな保護者がいる…、そんなお話もあります。「私たちはプロの保育士だから」と、ほぼ使命感で踏ん張ってきた皆さんも、人手不足と施設の老朽化、保護者の意識の変化に、苦悩が続きます。

 本音を言えば、子どもは家庭が育むべきだと思っています。しかし、それでは生活ができない、ここで暮らしが立たない…。家庭と仕事を両立させる家族の在り方、地域や公の支え方を変えないと、少子対策・定住対策はもう限界です。ある園長先生の発言、「保育園は時代の変化に追いついていない」に、どう対応したらよいのか。

 今年の4月から、市立生保内だしのこ園・市立神代こども園(いずれも認定こども園)は、昨年設立した社会福祉法人「はなさき仙北」に移管運営します。民間運営のメリットを期待しています。まさに議論中の子育て支援策、定住対策強化策については、議会終了後にお伝えします。
 また、園長先生たちとの会は今後も重ねたいと思います。

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