2016年3月3日木曜日

一般質問の答弁で人は裸になります

2日間続いた市議会本会議の一般質問が終わりました。今回登壇の8氏は佐藤大成議員、荒木田俊一議員、安藤武議員、八柳良太郎議員、平岡裕子議員、伊藤邦彦議員、小林幸悦議員、稲田修議員の皆様です。

 広範な質問を多数いただきました。スポーツ合宿誘致の取り組みの強化策、ドローン産業の進め方、司食品工業の誘致の現状と課題、放課後児童クラブの充実化、神代診療所の継続運営、病院と診療所などの医療連携、子育て支援の底上げ、ガン罹患者への補正器具の応援、クリオンプールの改修、市民歌について、遊休施設の活用策、角館のお祭りとさくら祭り、仙北夢牧場の黒毛和牛の販売拡大、立町ポケットパークについて、田沢湖再生の具体的な取り組み、耕作放棄地対策、小規模農家の支援策、社会人採用枠の検討などなどです。

 この1週間、質問に対する答弁の検討会議が続いていました。先ず市長と各担当職員との議論が重ねられます。市民の声を代弁する市議の質問です。その主旨を正確に見極め、現状から半歩でも前に進むために、常に答弁は「具体的に積極的に」を信条としています。その後は、市議にきちんと伝わるように、私が全ての答弁を再々チェックして、本会議に臨んできました。

 市議か提案には、職員の考え方を超えた画期的なものが幾つもあります。本会議で市議から質問を聞いて、初めて質問の狙いが判明する場面もあります。また原稿に書いてある答弁は要らない、質問を聞いて市長の率直な思いを答えて欲しい、そう要望される場面もあります。本会議の一般質問の一問一答は、人が裸になる場所です。

 さて明日は本会議で議案質疑、予算委員会が開催されます。来週からは分割付託となった議案の各委員会審議です。議論百論、闊達で建設的なやり取りの後、議会最終日に、案件の一つひとつが、可否決されます。丁寧な説明が大切です。何より市民に喜んでもらいたい…。そんな心持ちで頑張ります。

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