今日の朝日新聞(秋田版)に、「外国人観光客・光見えた?」と題した記事が掲載されました。「農家民宿推進V字回復」の小見出しもあります。要約すると、秋田県を訪れる外国人が低迷を続ける中、仙北市は農家民宿などの新たな取り組みで、東日本大震災以前のレベルまで宿泊者数をV字回復させた…との内用です。
仙北市で最も外国人の滞在が多かった年は2010年です。韓国ドラマ「アイリス」が人気を博し、そのロケ地巡りで主に韓国から24,000人をお迎えしました。しかし東日本大震災の影響を受け、2012年は6,200人まで減少。これが現在は台湾やタイを中心に22,200人まで回復しています。5年ほど前から取り組んできた市のアジア戦略(インバウンド対策)が功を奏し、個人客の掘り起こしやスキー修学旅行の誘致に成功。市内ホテルや農家民宿が受け皿となり、日本文化を素材に多彩な体験メニューを提供したことで、V字回復を実現したと分析しています。
しかし、まだまだ十分な取り組みではありません。明日、仙北市と株式会社わらび座の「包括連携協定」を締結します。わらび座がこれまで蓄積してきた海外とのチャンネルは、仙北市のインバウンド対策には不可欠、さらに新たな取り組みも準備中です。産業振興・雇用創出には、市が標榜する「小さな国際文化都市」の果たす役割は多大です。
※写真は、仙北市への修学旅行を検討する台湾学校関係者(先月)。
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