2016年3月23日水曜日

わらび座と包括連携協定を締結

本日午前、わらび座と仙北市の「包括連携協定」を締結しました。わらび座は日本の伝統文化や芸能を蓄積し、近年はオリジナルミュージカルの制作上演など、国内外で活躍する日本3大劇団の一つです。

 わらび座は、1953年から仙北市(旧田沢湖町)に拠点を設け、現在は田沢湖ビールや温泉ゆぽぽ、デジタルアーツ、ホテル事業など多彩な事業を展開しています。海外での公演活動にも熱心で、人脈の宝庫と言われています。

 仙北市は、先ごろ総合計画(10年構想)を策定し、今後10年の市の在り方を「小さな国際文化都市」としました。また総合戦略(5年計画)では、演劇系大学構想も描いています。これらの目的を達成するには、わらび座の協力が何としても不可欠です。

 調印式には、小島克昭・代表取締役会長、山川龍巳・取締役社長、また青柳宗五郎・仙北市議会議長の参加をいただきました(写真:左から青柳議長、私、小島会長、山川社長)。小島会長は「わらび座が取り組んできたことを、今後は行政と一緒に進めることができます。座には療養や健康増進のスペシャリストもいます。仙台に近日オープン予定の座の直営店をはじめ、全国公演などで仙北市をピーアールしたいと思います」とお話しくださいました。ありがとうございます。
 私からは「わらび座は伝統芸能と伝統文化の6次産業化に秀でたクリエイト集団です。芸術を経済活動に高めるノウハウがあり、また世界に人材のチャンネルを持っています。仙北市が目指す小さな国際文化都市の実現には欠かせないパートナーです」とお話をさせていただきました。

 今後は、
①文化振興に関すること。
②国際交流に関すること。
③移住定住に関すること。
④観光振興に関すること。
⑤健康増進に関すること。
⑥災害対策に関すること。
 などを中心に、従前に増して濃密な協働作業が行われることになります。市職員研修にもご協力をいただきたいと思っています。

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