2015年9月30日水曜日

贈収賄事件後の取り組みについて

先ほど、市議会9月定例議会が終了しました。提案の議案は全て可決・承認をいただきましたが、最後の場面で、職員の贈収賄事件に対応する幾つかの取り組みを報告しました。以下はその発言の抜粋です。

 ~また、ただ今議会の総意として決議された2つの事項(市職員の不祥事に関する決議・企業誘致の早期実現を求める決議)は、いずれも重大なことと強く認識し、重く受け止めています。

 職員の不祥事に関しては、管理体制の一層の強化、服務規律の保持、公務員としての自覚を改めて徹底し、信頼の回復に努めます。なお今回の事案で、随意契約の在り方が問題となっています。現在、契約検査室において、過去5年間の随意契約の業務の洗い出しを行っています。併せて他自治体の随意契約の事例についても調査を始めています。こうした関係資料を集約した上で、契約案件を審査する指名審査会において、随意契約に関するガイドラインを新たに整備することにします。できる限り早期の策定を目指し、透明性の高い契約制度を構築したいと思います。改めて、議会の皆様、市民の皆様にお詫びを申し上げます。~

 ~今、仙北市はたいへん厳しい社会の目にさらされています。相次ぐ災害対応、事故対応、そして現在捜査が行われている職員の贈収賄関係事件など、行政が市民とともに前進しようとする度、その勢いを減速する事案が発生します。これは偶然ではなく、起こるべく要因が地域や行政組織の中に存在すると思っています。その改善を進めます。
 皆様の一層のご指導、ご助言をどうかよろしくお願いします。~

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