続いて総務部関係の報告です。
◇市制10周年記念事業について
市制10周年記念式典は、10月4日に市民会館で開催します。現在は約450人の方々にご案内文書を発送しています。式典では新市発足後の市政発展に特に寄与いただいた方々に対し記念表彰を行うとともに、式典に先だち「愛・クニマス」のコンサートを再上演し、記念事業を盛り上げたいと思います。
◇総合教育会議の開催について
総合教育会議の2回目の会議を8月24日に開催し、中央公民館の整備、スポーツ振興対策、学校再編について協議しました。
庁舎整備基本構想の中、田沢湖庁舎を総合的なスポーツ振興の拠点、西木庁舎を産業や学習・交流拠点とする総合支所と設定した経緯、その狙いなど共有することができました。今後は構想の実現に向け、教育委員会内部でさらに議論をいただく予定です。学校再編については、生徒数等の推移予測が示されました。地域の意向調査等も含め、将来的に子供達にとって最も良い姿や手法について、議論を加速します。
◇田沢湖クニマス里帰りプロジェクトについて
7月2日、「鳴砂復活検討協議会」の第1回会議を開催しました。
田沢湖クニマス未来館(仮称)は、現在、実施設計の取りまとめ作業を行っています。田沢湖湖底調査事業は、いよいよ本格的な現地調査が始まります。既に7月には大阪市立大学が湖底の地形・地質の調査を実施していて、今月から高知大学・秋田大学が本格的な調査に入ります。また国立研究開発法人海上技術安全研究所のご協力で、水中テレビロボットを活用した最深部の映像収録も行われる予定です。9月28日には、湖底調査に参加をいただく研究者相互の情報共有と、調査の安全祈願を目的とした田沢湖湖底調査共同会見並びに議会、関係者との懇談会を開催します。
◇国勢調査の実施について
日本国内に住んでいる全ての人と世帯を対象に、5年ごとに行われる国勢調査が本年10月1日現在で実施されます。今回はインターネットによる回答方式が初めて導入され、今月上旬から調査員の方々が市内各世帯を訪問します。
◇マイナンバー制度について
平成25年5月に公布された「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」が、本年10月5日に施行され、マイナンバー(社会保障・税番号)制度がスタートします。
これにより、住民票を有する方には、10月以降12桁のマイナンバー(個人番号)が通知され、来年1月からは税の手続きや社会保障の手続きなどでマイナンバーの利用が開始され、申請者への個人番号カード交付も始まります。
◇定住対策推進室関係事業の進捗について
仙北市空き家情報バンクの利用状況について報告します。
現在の登録軒数は17軒で、6月の報告以降、田沢に2人の方が移住し、10月からは武蔵野へ2人の方が移住予定となっています。そのほか、交渉中の案件が2件あります。空き家バンクへの新規登録や物件の内覧も一定件数で続いています。
◇地方創生先行型交付金事業の進捗について
「地方版人口ビジョン・総合戦略」の策定については、6月1日に契約を締結して作業を進めています。人口ビジョンについては、市内高校生へのアンケート調査の集計も終了し素案の作成に入りました。また、総合戦略の検討委員会についても産・官・学・金・労・言の各団体から推薦をいただき、間もなく第1回目の会議を開催する予定です。6月から募集を開始した「農林業で田舎暮らし体験事業」は、神奈川県の男性1人が、空き家を使用して8月19日から6日間滞在しました。ぜひ移住に結び付けたいと考えています。
そのほか、定住対策新婚世帯家賃助成事業については、申請が現在11件と順調に利用件数を伸ばしています。
◇地域おこし協力隊について
第1次募集で2人の応募があり、審査の結果、福島市から女性1人の採用が決まりました。任期は最長3年で、9月1日から田沢出張所を活動拠点に地域おこし活動を開始しています。また、採用予定が2人のため2次募集を行っていましたが、新たに2人の応募があったことから、現在採用に向けた審査の準備をしています。
◇災害協定の締結について
7月3日、仙北市とみちのくコカ・コーラボトリング(株)で、「災害時における飲料の確保に関する協定」を締結しました。この協定により、みちのくコカ・コーラボトリング(株)から災害時には飲料水の提供など、支援をいただけることになりました。
なお、8月9日に開催した秋田県総合防災訓練でも、みちのくコカ・コーラボトリング(株)から飲料水を提供いただいています。
◇仙北市消防訓練大会及び秋田県消防協会大仙仙北美郷支部消防訓練大会の結果について
7月5日、仙北市消防訓練大会を落合運動公園駐車場で開催し、消防技術の速さと正確さを競い合いました。大会は、小型ポンプ操法で第10分団1班が優勝、第9分団1班が準優勝、第8分団2班が第3位となりました。規律訓練では、第9分団が優勝、第8分団が準優勝、第7分団が第3位となりました。その後、7月18日に開催された秋田県消防協会大仙仙北美郷支部消防訓練大会では、小型ポンプ操法で第10分団が第3位に、規律訓練では第3分団が第3位に入賞しました。
◇交通安全功労者表彰について
7月10日、秋田県交通安全母の会連合会結成40周年記念式典で、旧田沢湖町交通安全母の会生保内支部の会長を歴任された藤岡トミ子さん(現在は市副会長)が、40年間の功績が認められ、交通安全功労者表彰を受賞されています。
◇山岳救急支援について
7月12日13時20分、秋田市在住の男性(74歳)が、秋田駒ヶ岳登山中、落石が下腹部を直撃し自力下山が困難となり、防災ヘリで秋田赤十字病院に搬送される事案が発生しました。現場は馬の背分岐点から通称ムーミン谷へ約30m下った地点です。
◇火災報告について
7月21日11時20分頃、田沢湖玉川地内においてバイク(運転者は秋田市男性60歳)と乗用車(運転者は宮城県男性54歳)の衝突事故があり、乗用車が焼失する車両火災事故が発生しました。
8月5日3時頃、西木町上桧木内字比内沢地内で高圧線被覆カバー、市のIRU回線ボックスを焼損する、その他火災が発生しています。
◇水害報告について
7月25日12時、角館地区・神代地区で大雨による河川増水が発生しました。仙北市消防団第4分団、第7分団から第10分団の各団員及び消防署職員が、水害対応のためポンプ車による排水処理や土のうによる堤防のかさ上げなどを行っています。また西長野地区では、河川の増水により自主避難の女性1人が、さわやか桜館のご厚意により翌朝まで宿泊させていただきました。この水害により人的被害はありませんでしたが、住家床下浸水9棟、非住家13棟、及び一部の方々の宅内ポンプ冠水などの被害が発生しています。
◇交通事故報告について
8月8日11時15分頃、玉川渋黒沢の国道341号線で、バイク(運転者は宮城県男性42歳)が、大型ダンプに衝突し、バイクを運転する男性が死亡する事故が発生しました。
◇仙北市防犯協会設立10周年記念式典について
7月26日、仙北市防犯協会主催の協会設立10周年記念式典が角館樺細工伝承館で行われ、同協会会員や協力団体、約130人が参加しました。市内の中学1年生による意見発表や、角館高校の青柳校長による「高校生の底力」と題した記念講演を行い、同校飾山囃子部が記念芸能披露も行いました。
※写真は今年の仙北市消防訓練大会の様子
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