続いて医療局と企業局関係です。
◇市立角館総合病院改築事業について
市立角館総合病院改築事業の工事進捗状況は、本体工事については、地下ピット部分が完成し、現在は基礎・梁工事を進めています。8月末の進捗率は10パーセントです。外構工事の進捗率は50パーセントです。エネルギー棟については、地元企業2社が下請けし、10月から着手予定です。
◇カラ吹き源泉事故調査委員会について
カラ吹き源泉事故調査委員会の2回目の会議が7月13日に、3回目の会議が8月27日に開催されました。
委員会では、カラ吹き源泉の集湯槽及び造成塔の改修工事概要、また改修後の硫化水素濃度の調査結果、事故現場の引湯管改修工事を8月31日に実施することなどを報告しました。
委員からは、今後も継続して濃度調査を行う必要があること、温泉を供給している各施設でも安全確認のため定期的な濃度調査を求める意見などが出されました。
事故現場の引湯管の改修は既に終えました。また各施設に対し、浴室等の濃度調査を定期的に行うように文書でお願いしました。さらに源泉から分湯槽までの濃度調査は、引き続き行うことにしました。これら改善策の効果については、次回の事故調査委員会で報告することになります。
なお、当初は8月いっぱいで調査を終え、報告書をいただけるものと考えていましたが、全国各地で頻発する火山事案の関係で、専門委員の皆様の日程調整が困難な状況が続いています。改善策の見極めもしっかり行いたい思いもあり、次回の会議は10月上旬となる見込みです。今しばらく時間が必要になっている現状を、どうかご理解いただきたいと思います。
なお、新水沢源泉から高原地区への引湯事業については、源泉を所有している塚本総業株式会社の持ち分については、既に新源泉から水沢地区分湯槽までの引湯工事に取りかかっています。市では、水沢地区の新分湯槽から高原地区までの引湯工事の実施設計に入っていますが、この作業をできるだけ早めて、本年度中の工事発注を目指します。
※新市立角館総合病院の完成予想図
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