本日開会の9月定例市議会で行った市政報告を、ダイジェスト版でお知らせします(全文は仙北市ホームページに掲載しています)。
地方創生特区については、8月25日の閣議決定、28日閣議後の政府発表で政令指定の手続きは終え、国家戦略特区法の運用は9月1日からスタートしました。現在は特区法を活用した事業者の公募が行われていて、9月3日までの公募期間と聞いています。この公募で区域会議の構成員を決定し、基本的には地方創生担当大臣、自治体首長、そして事業者の代表で構成する第1回区域会議が9月7日(田沢湖庁舎)に開催されることになりました。
次に、秋田県による台湾トップセールスについてです。
佐竹知事に同行し、青柳仙北市議会議長・津谷北秋田市長・福原大館市長・渡部男鹿市長・高橋横手市長・三浦三種町長などと共に、8月19日から21日の3日間台湾を訪問しました。仙北市の独自ミッションでは、台北温泉発展協会を訪ね、市の地方創生特区指定に伴う温泉医療についての情報収集や、今年2月から運営を開始した北投健康管理医院の視察を行いました。また台湾外交部亜東関係協会との懇談で、国立台湾師範大学附属高級中学と角館高校の姉妹校締結式が、10月14日に行われる御礼を申し上げ、さらに台湾医療界との橋渡し役をお願いしました。
次に、秋田県総合防災訓練についてです。
8月9日、第53回秋田県総合防災訓練を市内各地区で実施しました。参加者は約1,800人と大勢の皆様から参加をいただきました。今回の訓練の大きな特徴は三つありました。一つ目は訓練のために会場を設けるのではなく、実際発生が予想される場所で訓練をしたこと、二つ目は努めて多くの市民の参加をいただき訓練を行う市民参加型を追求したこと、三つ目は市の防災の特徴、火山噴火対応を見据えた訓練を取り入れたことです。
また、大規模な災害に対応する本格的な災害対策本部の設置訓練や、災害の復旧復興期で行う遺体安置所・ボランティアセンターを開設しての訓練なども特徴です。
次に、平成26年度の一般会計決算についてです。
歳入総額は192億8,732万8千円、歳出総額は187億9,214万7千円、歳入歳出差引額は4億9,518万1千円の黒字です。翌年度に繰り越すべき財源総額1億2,004万8千円を差し引いた実質収支額は、3億7,513万3千円の黒字です。
次に、一般会計補正予算についてです。
補正額は6億1,258万6千円で、これに既定予算を加えると、補正後の額は191億9,685万円となります。
主な事業は、地域総合整備資金貸付金、老朽化街灯の更新事業、個人番号カード関連事務委任交付金、国民健康保険特別会計事業勘定繰出金、塵芥処理費、企業誘致対策事業費、冬期交通対策費、住宅リフォーム促進事業費補助金、農業用施設災害復旧事業費、公共土木施設災害復旧事業費などです。地方債補正は追加と変更です。
※写真は秋田県総合再訓練の様子(角館高校)
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