2015年9月30日水曜日

職員の贈収賄事件について

今日は、市議会9月定例会の最終日でした。冒頭に議長から発言の許可をいただき、次の内容で市民の皆様、議会の皆様に。職員の贈収賄事件についての対応状況とお詫びを申し上げました。

 9月28日深夜、市民福祉部市民生活課環境保全係の金谷頼輝係長が、収賄の容疑で逮捕された旨、警察から連絡を受けました。併せて田沢湖庁舎総務課・財政課・会計課・角館庁舎市民生活課、及び環境保全センターで家宅捜査を行うため、立ち会い職員の配置も要請されました。これらに対応しました。
 金谷係長の容疑は、市が委託した最終処分場の水処理業務で、テーケー・アクティブ株式会社の古山徹社長から、国内旅行代140万円の供与を受けた疑いです。
  一方、贈賄側は、仙台市青葉区に所在するテーケー・アクティブ株式会社の代表取締役・古山徹社長です。平成25年から5年契約の水処理に係る長期委託を随意契約で締結したことで、見返りとして今年と去年の2回にわたり、140万円相当の国内旅行代金を供与した疑いと聞いています。
 現在、事件は捜査が進行中で、関係書類が押収されていることもあり、確認できないことについては報告を控えています。ご了解をお願いします。

 なお、昨日は午前2時に議会の皆様へFAXによる報告、午前3時には西木庁舎での記者会見、午前8時には部長等会議の開催、職員の服務規律の確保及び綱紀粛正の全職員への呼びかけ、その後、警察の家宅捜査の終了や3箇所の最終処分場の家宅捜査の立ち会いがあって、午後には市のホームページへの謝罪文の掲載、そして午後3時の全員協議会となりました。

 現在、最終処分場の業務に支障を来さないよう、最大配慮をしています。また今後は、市として再発防止策の検討と併せ、随意契約の課題の洗い出しなどを行う必要があると考えています。先ずは捜査への全面協力を行いながら、捜査の進展にも寄りますが、金谷係長に対する処分も検討します。

 事件の発生で、市民の皆様には大変なご心痛と、行政に対する不信感を与えてしまったこと、大変に残念です。心からお詫びしなければいけない事態です。本当に申し訳ありませんでした。

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