2012年6月4日月曜日

6月市議会~市政報告④


【観光商工部】
◇角館の桜まつり・刺巻ミズバショウまつり・かたくり群生地等の 人出について
 角館の桜まつりは、4月下旬の急激な気温の上昇により、例年であれば5日から7日間ぐらい満開日が続くところ、2日間で散り始めとなってしまいました。また、ゴールデンウィーク後半の天候も思わしくなかったことから、観光客の伸びにはつながらない状況でした。
 桜まつり期間中の人出については、昨年比では54万人増、一昨年比では34万人減の122万1,000人となっています。八津・鎌足のかたくり群生の郷は、後半の入り込みが鈍ったものの、昨年より3,492人多い14,216人、刺巻湿原ミズバショウまつりは、早くから見頃を迎えたこともあって、昨年より7万1,440人多い11万8,340人の人出となりました。

◇玉川温泉岩盤浴冬期利用ついて
 4月20日の玉川温泉岩盤浴再開については、第2回市議会臨時会で申し上げましたが、冬期利用について玉川温泉地区利用適正化連絡協議会では5月18日、環境省、秋田森林管理署、県自然保護課、市観光課、(社)玉川温泉研究会や玉川温泉地区の宿泊施設、田沢湖観光協会など15の団体、部署の関係機関が集まり、第1回目の冬期岩盤浴利用に関する話し合いが行われました。今後も、冬期利用の可能性について、治山や防災、雪山などの有識者も含め、安全対策等について協議を重ねて行くことにしています。

◇角館駅前広場施設改修について
 大仙市・仙北市・美郷町で組織する、大仙仙北塗装業組合の地域奉仕活動の一環で4月24日、角館駅前広場スタシオンの壁と屋根、観光案内板の塗装を実施いただきました。大正期をイメージした建物が、より一層魅力的に化粧を施されています。
 さて、今春から観光庁の東北観光博がスタートし、今秋にはJRのプレデスティネーションキャンペーンなど、仙北市は多くの皆様をお迎えすることになります。そこで、これまで駅前蔵2階に開設していた仙北市ツーリスト・インフォメーション・センター(TIC)を1階に移設し、お客様対応力を強化したいと考えています。スタシオンの活用、またスタシオンと駅前蔵の一体的な活用も課題となっていましたが、利用者の利便性向上を図る上からも、スタシオンの改修工事に係る補正予算を本定例会へ計上しています。ご審議をよろしくお願いします。

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