2012年6月10日日曜日

温泉を活用し院外入院を


 昨日まで生保内小学校などを会場に開催していた「第77回日本温泉気候物理医学会」は、大成功のうちに閉会することができました。市職員や関係機関の方々の対応、市民の皆さんのボランティア運営などなど、本当に高評価をいただいています。子ども達のあいさつは絶賛でした。皆さん、ご協力ありがとうございました。

 さて写真は、今日の午後、田沢湖開発センターを会場に開催された協賛イベント「市民公開講座」(同医学会・仙北市医療協議会の協働主催)風景。公開講座では温泉の正しい入り方や、温泉を医療活動に活用しての地域活性化策などについて発表、パネルデスカッションがありました。
 大湯リハビリ温泉病院の小笠原真澄理事長は、「温泉には温熱作用、静水圧作用、浮力粘性作用、含有成分作用、総合的調整作用があって、正しい入浴をすれば、健康にも病気の症状改善にもなります」と講話。

 自分は「市政公約で掲げた温泉マイスターや温泉療養士の育成は、現在のところ60名になっています。温泉療法医は2人(宮川管理者・市川医師)になりましたが、まだ少ない状態です。この後、市内各温泉の特質を活用し、健康改善を指導できる方々をさらに増やしたり、また例えば田沢湖病院の先生の指導で、各温泉への入院(院外温泉入院)ができる制度の創設、その際の保険適用など、仙北市ならではの仕組みづくりを進めたいと思います」とお話ししました。

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