2012年6月4日月曜日

6月市議会~市政報告⑥


【企業局】
 水道事業会計及び温泉事業会計の平成23年度決算の概要等について報告します。
 水道事業は、
 総収益3億2,753万4,186円、
 総費用3億2,896万8,676円、
 当年度純損失が143万4,490円となっています。
 これは、大口滞納があった法人の破産手続きが終了したことで、債権が消滅し、890万4,104円の不納欠損処分を行ったもので、損失の要因となっています。
 給水人口の減少、節水器具の普及等により給水収益の伸びは期待出来ない状況にありますが、効率的な経営、コスト縮減を不断で行い、健全な財政状態の維持に努めます。
 また現在、各地区で異なる水道料金の統一に向け、改定作業を懸命に進めています。大変に困難な作業となっていますが、地域間格差のない公平性が保てる料金体系を目指したいと思っています。

 温泉事業については、
 総収益3,275万6,465円、
 総費用2,584万9,578円、
 当年度純利益が、690万6,887円となっています。
 源泉施設及び給湯施設の維持管理に細心の注意を払い、温泉の安定供給に努めています。中でも老朽化が著しいカラ吹き2号井の代替井戸掘削が急務です。関係者と協議を繰り返していますが、温泉掘削が実施できる条件が整い次第、予算案を議会に提出します。よろしくお願いします。

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