2010年11月2日火曜日
斉藤クラフトを視察
山形県中山町の斉藤クラフトを視察(写真)。奥手に見えるのが社長の斉藤秀雄さん。社長自身もレース経験が豊富で、大潟村のソーラーカーラリーには毎年参加をしているそうです。なぜ斉藤さんの会社を視察したかというと、業務内容に「FRP・CFRP・電気自動車デザイン企画製作」とあったから…。初対面でしたがご相談をしてみました。
「仙北市は年間600万人近い観光客にお越しをいただく町です。人に優しい観光地にできたらと思い、身障者の方々も安心して訪れることができるよう、一人乗りのタウンモービルを作りたいと思っています。駅前などで貸し出しをするイメージです。自動車製作には仙北市内の関連業界の参画を考えていますが、技術的にはどんなもんでしょう」と自分。
斉藤さんは「電気自動車のキットが市販されているので、難しいことではありません。でも福祉車両は、安全基準をクリアしながら、改良に改良を重ねてきたメーカーのノウハウ、技術の積み上げで成り立っています。製作は困難なことではないにしても、万が一、身障のお客様に貸し出しをして、車両のトラブルや転倒などで事故が発生した場合、その責任の果たし方が問題です」。と斉藤さん。なるほどその通りです。
福祉車両などの製作は、需要動向も高いと言われていています。また電気自動車関連産業は、次世代産業として最有望の分野です。さらに情報収集をします。
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