2010年11月10日水曜日
どれだけ心を込めたか…
樺細工伝承館で自殺予防講演会がありました。写真は講師の袴田俊英さん(藤里町月宗寺住職・秋田県ふきのとう県民運動実行委員会会長)をお迎えする前に行われた、お話コンサートのスナップ。朗読しているのは小柳生子さん。この他、ピアノ演奏で倉持千恵子さん、独唱で鈴木明美さんが出演してくれました。
小柳さんの朗読に感動しました。〝マザー・テレサ愛の言葉〟等からの引用で、「本当に辛い飢えは、お金がないとかお腹がへったとかよりも、人から必要と思われないことの寂しさだ」、「大切なことは、どれだけのことを成し得たのかではなく、どれだけ心を込めたかにある」…、どれも胸に染み入る言葉です。
戦時中、防空壕に血まみれで逃げ込んだ人々の中に、産気づいた女性がいたそうです。マッチ1本ない場所で、子供は産めるだろうか…。すると、それまでケガで呻いていた老婆が「私は産婆だから」と言い、無事新しい命を取り上げ、そして産声を聞きながら亡くなった逸話も心に残ります。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿