2011年2月1日火曜日
臨時議会報告③
昨日開催の臨時議会でお話しをした幾つかについてお知らせをします。
◇クニマス発見にともなう記念特別展示の開催について
70年前に絶滅したと思われていたクニマスが、山梨県・西湖で歴史的な発見となったことを記念し、田沢湖ハートハーブを会場に2月11日から13日までの3日間特別展示を行う予定です。
内容は西湖のクニマスと当市で所有している田沢湖のクニマス(2008年国登録記念物に指定)の標本を同時に展示するとともに、クニマスにまつわる伝承・生態・漁法などのパネル展示を行い広く市民に公開したいと考えています。
絶滅したと思われていた幻の魚の当時と今の姿を比較することにより、あらためてクニマスやクニマスを育んだ田沢湖の重要性を再認識し、今後の活動展開の契機にするとともに、子どもたちへ貴重な標本を公開することにより、郷土の歴史について再確認する機会を与えることが目的です。
本臨時会に関連の予算を計上していますので、ご審議をよろしくお願いします。(可決)
◇平成23年産米の生産数量目標と転作率について
県では、12月27日、平成23年産米の市町村別生産数量目標の算定方針を発表しました。これによると、県全体では主食用米の作付面積が3,750ヘクタール減少し、結果として転作率が2.9ポイント増加の39.6%となりました。仙北市では、作付面積が150ヘクタール減少し、転作率が3.2%増加して、38.7%になる見込みです。
これを受けて、2月4日に仙北市水田農業推進協議会を開催し、23年産米生産数量目標並びにその面積換算値の配分方針を定めることにしていますが、国の農業者戸別所得補償制度への対応と併せて、農家への周知を図ります。
なお、22年産米の著しい減少や米価の低迷を踏まえ、23年産米の再生産に資するため「水稲種子購入緊急支援事業」を実施することとし、本臨時会補正予算に所要の経費を計上しています。ご審議をよろしくお願いします。(可決)
◇観光連盟について
今後の観光協会のあり方を方向付けするため、昨年3月に仙北市観光協会連絡会議を設置し、多くの時間を割いてご協議いただいてきました。
去る1月28日の総会において、来年度「田沢湖・角館観光連盟」を発足することを決定しました。このことは、行政の観光に対する方向性と一致すること、そして3観光協会の更なる連携の強化により、官民一体となった有機的な活動が図られるものであり、本市観光にとって大きな一歩だと確信しています。
また、今後予想されるディストネーションキャンペーンへの対応にも大きく寄与するものだと受け止めています。
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