2011年2月9日水曜日

仙台で農政懇談会


 昨日は、東北6県市町村長と東北農政局長との懇談会に出席。青森県は大川平川市長、岩手県は本田遠野市長、宮城県は亀山石巻市長と伊藤大崎市長、山形県は山尾新庄市長、福島県は仁志田伊達市長です。

 佐藤農政局長からの現状報告の後、各市長から独自政策について事例発表を行いました。仙北市からは総合産業研究所と市民分権活動などについてお話しをしました。懇談会終了後に開かれた懇親会では、地域運営体のことについて質問がありました。「仮に農業法人などが地域運営体の資金で収益を上げた場合、運営体交付金は返還が必要か」とか、「合併市で地域政策を個別に支援する発想は重要」とか…。

 自分は「交付税が先細りをすることは確実(一本算定)で、自主財源の確保が市独自の政策実現のキーポイント。そこで市税や法人税をたくさんいただくことを仕掛けなければいけない。市民の所得確保には即効力のある観光分野、農林業分野、ものづくりなどが資源も人材も多彩。換金できていない資源としては農業分野が最も伸びしろがあると思っている。だからこその総合産業研究所だし地域運営体だ」とお答えをさせてもらいました。

 それにしても、どの市長も素晴らしく積極的な方々ばかりでした(そんな方々ばかり集めたのか…)。こんな皆さんが日本農業の6次産業化を牽引するんだと、再認識できました。仙北市も、さあ頑張りましょう。

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