2011年2月27日日曜日

仙北市の子育て環境は最悪…


 地域サポート仙北(千葉文士代表)主催の、少子化対策ラウンドテーブルに参加。会場は田沢湖ビール奥の談話室。県からは田中昌子少子化対策局長の出席もいただき、市内の各子育てサポート団体などから30名以上の皆さんが集まって、現状や課題をお話しいただきました。

 あじさいの会、はっぴい・マム、ピッカブー、アート夢ネットあきた、一般参加のお母さんから、多くの厳しいご指摘をいただきました。

 秋田市から角館に嫁いできた方のお話。「良くここで子どもを育てられたものだと思う。健診の他に子育て情報を耳にすることができず、精神的にも消耗がひどかった」。また「お母さん達が集まる場所がなかった」。東京都内から帰ってきた人は「役所に相談に行ってもたらい回しで、ひどい言葉も聞いた」。さらに「聞いたことでかえって傷ついて、その後は役所に頼らないことにした」と言うお母さんも。

 保育園を会場に休日などの育児サポートを行っていますが、地域によって実情がバラバラだったようです。制度化しているサービス自体の情報すら届いていません。しっかりと再度の見直しを行い、お母さん達が安心できる市になりたい!。役所の子育てに関する窓口は一元化する方向で組織再編を行います。情報の発信力を高めます。民間ボランティアの手を借りながら、託児サービスをする場合の場所の提供(遊休公共施設など)を始めます…。

 まずは雇用の確保、所得向上政策をと思っていますが、同時進行で子育て環境の整備を進めなければ。悔しさでいっぱいです。本当に何もできていない気がします。市民と一緒に住みやすい街にしようと言う職員の頑張りを引き出し、同時に“私はこんな事ができます”みたいなやる気のある市民の活動を応援できる役所にならないと。

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