2016年7月5日火曜日

内陸線は中央線

 秋田内陸地域公共交通連携協議会を開催し、内陸線の決算や事業計画を審議いただきました。私は「秋田新幹線・奥羽線・花輪線を都内の山手線と考えると、内陸線は中央線です。さらにこれを北東北3県に拡大してみると、秋田新幹線・東北新幹線・五能線が山手線で、内陸線はやはり中央線の位置づけです。JRと連携を深め、内陸線を鷹巣から弘前、そして北海道新幹線の起点になった新青森まで接続したらどうでしょう。北東北の重要路線になるはずです」とお話ししました。

 また「現在の内陸線沿線は、人口減少・少子化の中で地元利用者の掘り起こしを行っています。秋田県内、日本国内がそもそも人口減少しています。たぶん今でも限界に近い努力をしているんだと思います。その点、外国からのお客様をお迎えする手法は有効です。大館能代空港と内陸線の関係が薄いと感じます。さらに北東北に目を向けると、秋田空港、花巻空港、青森空港など、インバウンド対策を強化している各空港との連携強化が必要です。JR東日本が、来年の重点販売地域に秋田県を選んでくれましたが、その4月~6月をただ商品販売の場面として活用するだけではなく、視点を広げて北東北の中の内陸線という位置づけで、実験に取り組む期間にできないか、そんな思いもあります」とお話しをさせていただきました。

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