2016年7月12日火曜日

島根県海士町を行政視察

 行政視察で島根県海士町にいます。市議会有志の皆さんと一緒です。移動ルートは羽田→米子空港(約80分)、タクシーで境港に移動し、高速船を乗り継いで海士町です。半日以上かかりました。

 島の玄関口、菱浦港のフェリーターミナル「キンニャモニャセンター」に入ると、“ないものはない”と書かれたポスターが、あっちこっちに貼られています(写真)。これは2011年に「海士町らしさ」を表現するために作成されたとのこと。

 コンビニもショッピングモールもない、病院もない、人口も2300人ですが、島外から移住してきた人が人口の1割を占めると聞きます。少子化で統廃合寸前だった高校に、島外からの島留学が人気と聞きます。第三セクター「ふるさと海士」を立ち上げ、冷凍・鮮度を保ったまま魚介を出荷できる「CASシステム」という最新技術を導入し、漁業を再生したと聞きます。ほとんど平地がない島の地形を逆手にとって、急峻な草地で放牧を行い、市場評価の高い隠岐牛を育てたと聞きます。

 そんな海士町のトップリーダー、山内道雄町長とこれからお会いします。楽しみです。

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