29日午後、ドローン・インパクトチャレンジアジアカップ2016の協賛イベント、「地方創生シンポジウム~この指とまれ~近未来技術が拓く田舎の未来」を開催。会場は角館交流センターです。定員200人をオーバーする皆さんにお出でをいただき、刺激的な2時間を共有することができました。
基調講演は、仙北市と近未来技術連携協定を結ぶ東光鉄工株式会社(大館市)の鳥潟興明さん(東光鉄工株式会社UAV事業部シニアマネージャー)です。「秋田産ドローンの魅力と可能性」と題してのお話でしたが、興奮するくらいの技術力と挑戦力です。農薬散布の農業用ドローンを開発し販売するまでのご苦労、また新たな活用分野の開発状況をお話しいただきました。
シンポジウムでは、内閣府地方創生推進事務局審議官の藤原豊さんをコーディネーターに、株式会社DeNA執行役員オートモーティブ事業部長の中島宏さん、Needs-OneCo.Ltdの牧浦土雅さん、基調講演をいただいた鳥潟興明さん、そして私が登壇しました。私は「人口減少と少子社会を鈍化作業に懸命に挑みながら、定住対策と産業振興に近未来技術を活用したいと考えています。今はドローンが代表選手ですが、仙北市は陸海空の技術開発のフィールドがあって、昨年の田沢湖湖底調査での水中ロボットの開発、陸上での自動車の無人運転、空中のドローンの開発が可能です。若い皆さんを中心に、この恵まれた環境で産業と経済活動に取り組んで欲しいと思っています。特区になったおかげで、情報と人材のネットワークが異次元的に拡大した今こそ、そのチャンスを活かしたいと思います」とお話をしました。
株式会社DeNAの中島宏さんには、日本初の公道無人自動車走行実験について、仙北市内で実証実験ができないかを提案しました。どんな展開をたどるか、ワクワクしています。
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